三谷幸喜さん脚本のフジテレビ版のオリエント急行殺人事件は
昭和8年の日本が舞台となっています。


この辺りは、アガサ・クリスティー原作のオリエント急行殺人事件とは
異なるところです。


ここに三谷幸喜さんの面白さがあり、また遊び心が現れている
ように思われます。


遊び心と言えば、三谷幸喜さん版の主人公の名前も
ちょっと変わっていますね。


主人公の名前は「勝呂武尊」です。


これはどのようにして名付けられたのでしょうか。



勝呂武尊の名前の由来は原作から



実は、勝呂武尊という名前の由来は原作の主人公から
もじられていました。


原作の主人公はあの有名な名探偵ポアロです。


フルネームで言えば、エルキュール・ポアロです。


このエルキュール・ポアロに対して、勝呂武尊(すぐろたける)は
どのようにして結びつくのでしょうか。


まず、ポアロと音が似ている苗字ということで、勝呂になった
そうです。


この辺りは賛否ありそうですが、まあそういう理由だそうです。


また、エルキュールとは英語で言うところのヘラクレスを
意味します。


つまりは、ギリシャ神話の英雄ということになります。


これを日本で考えるとヤマトタケルが連想されたため
武尊(たける)となったんだそうです。


いまひとつしっくりこない気もしますが、ちょっと
面白いですね。

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