オリエント急行殺人事件のネタバレ感想

オリエント急行殺人事件の視聴率が出ましたね。


第一夜：16．1％
第二夜：15．9％


という結果でした。


あれだけの豪華キャストの割には視聴率は
伸びなかったというところなんでしょうかね。


同じフジテレビのスペシャルドラマ
大使閣下の料理人もあまり良い数字では
なかったようです。


最近はやはりドラマの視聴率に伸び悩みが
あるのでしょうか。


なお、今回のオリエント急行はフジテレビの
５５周年ドラマだったのすが、５０周年ドラマの
視聴率は以下の通りだったようです。


「わが家の歴史」
第一夜：21.2%
第ニ夜：18.4%
第三夜：21.1%


ちなみにこの「わが家の歴史」もオリエント急行同様
三谷幸喜さんが脚本をしています。


私としては、今回のオリエント急行の方がずっと
面白かったように思います。


三谷幸喜さんの作品は繰り返し見ることによって
さらなる面白さを発見できるように思います.


何度も見るとだんだんと味が出るようになってくる
そんな感じですかね。


録画した方は、ぜひ何度も繰り返してみてください。


ところでこのオリエント急行殺人事件は再放送
するんですかねぇ。


調べてみましたが、今のところ、再放送の予定は
無いようです。


最近は、オンデマンドなどで見ることができるので
あまり再放送しないのかもしれませんね。

オリエント急行の第二夜、大変見応えありました。

ツイッター上では、賛否両論あるようですが、
私はこの第二夜も、楽しませてもらいました。

さすがは、三谷幸喜さんって思ってしまいましたね。

私なりの感想を書きたいと思いますが、
ネタバレもすると思うので、まだ見てない方は
ご注意ください。

なお、もし見逃してしまった方は、こちらの
ようにネットでも見れるようになってます。

違法アップロードの動画じゃなくて
ちゃんとした物なので、ご安心してください。

さて、第二夜の感想に移りたいと思います。

私は原作も見たことがあったんですけど、
第二夜はまさにそのときの疑問を解決してくれる
ような内容でした。

まず、あれだけの人数の人が情報を漏らすこともなく
殺人に同意するなんてなかなか難しい状況なんじゃ
ないかと思っていたんです。

でも、三谷幸喜さんの第二夜を見て納得しました。

アガサ・クリスティーの意図とは違うのかもしれないけど
こういったストーリーが裏では確実にあったはず
ですからね。

やや現実離れしている感はありましたが、これはこれで
面白かったです。

また、犯行時の思いもスッキリしました。

というのも、あれだけ大人数で仕掛けた犯行で
あれだけのトラブルがあったらどうまとめたんだ
とか感じてたわけですよ。

絶対バタバタして、焦りまくりでしょうって
思いがあったのですが、そこも再現してくれて
いたので、その辺りも良かったですね。

アガサ・クリスティーのオリエント急行を
前座にしてしまうほどの第二夜は素晴らしかったです。

これを見た後でまた第一夜を見たくなりました。

このドラマの犯人については、早い段階から「剛力家の悲劇」に
関係する人物であると勝呂は推理します。

「剛力家の悲劇」とは、剛力大佐の娘（剛力聖子）が誘拐され、
身代金を渡したにも関わらず、娘は帰ってこなかった誘拐事件です。

その後、剛力大佐と妻の曽根子、メイドの小百合はそれぞれ
命をたってしまいます。

いったい誰が剛力家とゆかりある人物なのか？

その辺りを見て行きたいと思います。

注意
ここから先はネタバレになりますので、こんなブログで真相を
知りたくないという方はここで戻ってください。

・
・
・

原作を読んでいる方ならご存知とは思いますが、結論をネタバレ
すると、容疑者すべては剛力家と関係があるという結末です。

この結末に至るストーリーについては、

⇒オリエント急行 第一夜 あらすじとネタバレ感想 【時系列編】
⇒オリエント急行 第一夜 あらすじとネタバレ感想【尋問編】

をご覧ください。

ではそれぞれどのように関係しているのでしょうか。

まず剛力家の人物関係を確認してみましょう。



これら剛力家との関係者を見ていきます。

■特急東洋の車掌・三木武一
小百合の父

■藤堂の秘書・幕内平太
曽根子にお世話になった

■執事 益田悦男
剛力大佐の隊の当番兵
剛力家の執事

■羽鳥典子
曽根子の母

■呉田その子
聖子の乳母

■公爵夫人・轟ナツ
曽根子の名付け親
曽根子の母の友人

■外交官・安藤伯爵
曽根子の義弟

■安藤良子
曽根子の妹

■陸軍大佐・能登巌
剛力大佐は戦友であり命の恩人

■羽佐間才助
小百合の恋人

■保土田民雄
剛力家のお抱え運転手

■馬場舞子
剛力家の家庭教師

■昼出川澄子
剛力家の料理係

オリエント急行殺人事件の醍醐味である勝呂との尋問シーンです。

やはり尋問シーンは見応えがあり、ひとつのセリフも聞き逃したくない
気持ちになりました。

では尋問シーンを見て行きたい思います。

その前に注意
このページでは尋問で判明したことを書いていきますので
ここから先、ネタバレがあります。

もしネタバレのあらすじを読む前に、やっぱりちゃんと映像で見たいという方は、
見逃し配信などを利用してみてください。

最初の尋問シーンでわかったことは次のような内容でした。


住所は下関。
５年前、しょう紅熱で娘を失った。
９時半ころ、藤堂が部屋に入るのを見た。
その後、執事と幕内が藤堂の部屋に行っている。
０時４０分ころ、藤堂の部屋からうめき声が聞こえた。
同じ頃、公爵夫人のところでベルがなった。
１時１５分、羽鳥婦人がベルを鳴らした。
１時半ころ、真っ赤が服を着た女性を見た。
２時過ぎ、幕内の部屋から能登大佐が出てきた。

・勝呂の印象
理路整然としすぎていた。
極めて順番通りに起こったことを話した。



実は、剛力大佐の奥さんのことをよく知っていた
１１時過ぎ、東京に着いてからの予定の確認を藤堂とした。
その後は能登大佐と話をしていた。
能登大佐とは知り合いではなかった。
一度、列車からホームに降りた。
ホームから戻ったときに鍵をかけなかった。
女性を見た。
パイプはすわない。
能登大佐はパイプを吸っていた。

・勝呂の印象
しゃべりすぎ。
真犯人は身を守るためによくしゃべる。



藤堂のところで働くようになって１年になる。
１１時くらいに藤堂の最後の姿を見た。
洋服をたたみ、薬（睡眠薬）と寝酒を用意した。
その後は、部屋で本（谷崎潤一郎）を読んでいた。
相部屋の保土田の歯ぎしりがうるさく、朝まで一睡もしていない。
保土田は、勝呂を誘いにいったとき、一度だけ部屋を出た。
パイプはすわない。

・勝呂の印象
しゃべらな過ぎる。
何か隠しているように見えた。



犯人を見た。
ベッドで寝てたら、部屋の隅に男がいることに気づいた。
ベルを押して車掌を呼んだ。
車掌が部屋を確認したが、男はいなかった。
男のことは見ていない。
隣に部屋に続くドアの鍵が開いていた。
証拠がある。ボタン（車掌の上着のボタン）が落ちていた。
呉田が睡眠薬を取りに部屋にきた。
呉田に隣に部屋に続くドアの鍵を閉めてもらった。
呉田ははじめ、間違えて藤堂の部屋に行ってしまった。
剛力家とは付き合いはない。
真っ赤な絹のガウンは持っていない。
ガウンは、ピンクと白の２枚持っている。
ハンカチは自分の物ではない。

・勝呂の印象
思い込みが激しい。



職業は、下関で教会の仕事を手伝っている。
東京に妹がいて、観光の目的に列車に乗った。
羽鳥の部屋と間違えて藤堂の部屋のドアをノックした。
そこで藤堂のことを見た。
羽鳥に頼まれて、隣の部屋に続く鍵を閉めた。
鍵は、横になっているのを縦にした。
１１時２５分に部屋に戻った。
その後は、朝まで寝ていた。
相部屋の馬場は一度も外に出ていない。
真っ赤に絹ガウンは持っていない



メイドを連れて全国を回りながら余生を過ごしている。
食事の後はベッドに入りました。
１１時まで読書をしていた。
０時４５分、メイドを呼んだ。
メイドにマッサージと本の朗読をしてもらった。
メイドがいつ出て行ったのか覚えていない
ハンカチは自分の物ではない。
剛力大佐の妻の曽根子の名付け親です。
曽根子の母親は女優（あわしまやちよ？）をしていた。
曽根子には妹がいた。
妹の名前は覚えていない。

・勝呂の印象
最後の「こうなる運命だった」という言葉が気になる。



妻も私も熟睡していて何も耳にしていない。
剛力家に人物には会ったこともない。
食事を終えた、部屋で妻とカードゲームをして休んだ。
旅の目的は仕事がらみ。
パイプはすわない（葉巻を吸う）

・勝呂の印象
旅券のシミが気になる。



何も見ないし聞かなかった。
睡眠薬を飲んで寝ていた。
淡いピンクのガウンを着ている。

・勝呂の印象
何も見ず、何も聞かなかった人間が二人。


馬場のことは知らない。
１時１５分前後は秘書（幕内）と話しをしていた。
パイプを吸うので話し中はドアを開けていた。
赤いガウンを羽織った女性を見た。
剛力大佐のことは名前くらいしかしらない。
幕内の部屋から自分の部屋に戻ったとき、12号室の男が覗いていた

・勝呂の印象
勲章のことまで知っていて、剛力大佐との関係がありそう。



実は探偵で、藤堂から身辺警護を頼まれていた。
小柄で浅黒くて声が甲高い人物に狙われていると藤堂は言っていた。
夜は部屋から通路の様子を伺っていて一睡もしていない。
前の車両からは誰もやってこなかった。
米原でも後部ドアからは誰も乗ってこなかった。
パイプは吸わない。

・勝呂の印象
本当に藤堂が彼を雇っていたは疑問。
もし彼が嘘をついていたら、能登大佐も嘘をついていたことになる。



自動車販売の仕事をしている。
新車の試乗のために東京に向かっている。
剛力大佐にも奥さんにも奥さんの妹にも会ったことがない。
昨日の夜はずっと部屋にいた。
相部屋の執事はずっと本を読んでいた。
執事の歯ぎしりで寝られなかった。

・勝呂の印象
普通はあれぐらいシドロモドロになる。
今までの人々は理路整然としすぎてる。
執事の証言の食い違いが気になる。



東京に住んで、家庭教師をしている。
下関には観光で来ていた。
昨夜は、早々に寝てしまった。
事件の関係者に知り合いはいない。
結婚の予定は、答えられない。
呉田のガウンの色は茶色。
真っ赤なガウンを着ている女性を見た。

・勝呂の印象
能登大佐と知り合いなのに、お互いにアリバイを証明
していないのが不思議。


公爵夫人の部屋でマッサージをして本を読んだ。
車掌がいきなり出てきてぶつかりそうになった。
車掌は８号室（羽鳥婦人の部屋）から出てきた。
車掌は、小柄で浅黒い人物だった。
細い口ひげをはやし、女性のようなかぼそい声だった。

オリエント急行殺人事件の第一夜の放送が終了しました。

いやー、やっぱり面白かったですね。

第一夜で、あそこまでやってしまうとは予想外でした。

そういえば、三谷さんも記者会見で、第一夜は原作に忠実にそって
と言ってましたがそういうことだったのですね。

では、まずは時系列に沿ったあらすじを紹介します。

その前に注意
ここから先、ネタバレがあります。

もしネタバレのあらすじを読む前に、やっぱり映像で見たいという方は、
見逃し対応のオンデマンドなどを利用するといいと思います。

では時系列に沿ったあらすじです。

９時半
藤堂が部屋に戻る

↓

１１時ごろ
執事が藤堂のところに行き、就寝の準備として 薬（睡眠薬）と寝酒を用意する。

↓

１１時過ぎに
幕内が打ち合わせのために藤堂の部屋に行く

↓

１１時２５分
呉田が間違って藤堂の部屋を訪れ ここで藤堂の姿を見る

↓

１１時４５分
列車が米原に停車

↓

０時３０分
列車が雪崩れで止まる

↓

０時３７分
藤堂がうなされて車掌を呼ぶ

↓

１時１５分
藤堂の時計が止まる

↓

１時１７分
羽鳥婦人が部屋で男を見たと車掌を呼ぶ

↓

１時半ころ
真っ赤なガウンを着た女性が目撃される

↓

２時過ぎ
幕内のところから、能登大佐が出でてくるのを 目撃される

ストーリーはこのような時系列となっています。

なお、これは乗客の証言による時系列となっています。

例えば、０時３７分に藤堂がうなされて車掌を呼ぶ
というところは偽装工作だったりしています。

ちなみに、いくら睡眠薬で寝ていたと言え、あれだけ
騒がしい偽装工作をして起きないものなんですかね。


オリエント急行殺人事件で最も見応えのある尋問シーンに
ついてはこちらをどうぞ。
⇒「オリエント急行 第一夜 あらすじとネタバレ感想【尋問編】」

オリエント急行殺人事件のキャスト発表会見の模様が
動画で公開されました。

ストーリーのヒントなどもありそうなので、この動画も
じっくり見てみました。







もしかたら、この動画期間限定の動画なのかもしれないので、
主な内容を以下にテキストにおこしておきます。


オリエント急行殺人事件というのは本当に大好きな作品で
しかも、第ニ夜はほぼオリジナルということで大変だったのですが、
楽しく仕事をさせていただきました。


お話をいただいたのが２０１１年ということで、もう３年くらい前の
ことでした。

なんの役を振っていただけるかなと思っていたら、名探偵役で
大変光栄に思っています。

ポアロといえば、映画版でもイメージがおありかと思いますが、
今回は三谷さんがわたくし用に作ったオリジナル版です。
わたくしは、ポアロでなく勝呂でございます。


真剣な部分とふざける部分のバランスが難しく迷いながら演じています。

どんな素敵なセットが出来上が合ってくるかと思っておりましたら、
このまま走ってもいいくらいのどこにも負けない電車に出来上がっています。


このような豪華なメンバーの中に加えていただいて
本当に本当に光栄だと思いながら参加させていただいてます。

昭和の日本に舞台を変えたということですが
このようにしっくりくる世界観なのかと
驚きとそして喜びととともに毎日撮影に挑んでいます。


素晴らしいセットの中で撮影していると心が落ちか無いので、
セットの裏側に回りこんでこれは作り物なんだということを
感じながら落ち着いて撮影しています。


三谷さんの作品は初めて参加させていただきます。
陸軍大佐というのはもの凄い堅苦しい役なんです。

役作りでも、この三ヶ月間で体重を５キロ増やして、ヒゲもやっと
生えそろいギリギリ間に合いました。


このような豪華なキャスト、スタッフのなかこのような豪華な
セットのなか豪華な作品を作っていけたらと思っています。


くれたそのこさんはとっても緊張している役なので、この緊張感を
役にそのまま活かせたらと思います。

イングリッド・バーグマンはご自分と正反対の地味な役をやりたいから、
私は近いんでこの役になったんだと思います。


台本を読むたびに面白くて笑っちゃいます。
緊張を通り越して、むしろ毎日、堂々としているといった感じです。


作品が一話で問題がおきて、二話で謎解きがされる、という本当に
面白い作品なので、是非多くの方に見ていただきたい。

私自身も福岡出身で福岡出身の役なのでその辺りも見ていただきたい。


フジテレビの開局５０周年ときは、「わが家の歴史」では
西田敏行さんの奥さんの役をやらさせていただきました。

またこのたび５５周年にお呼びいただきまして、本当に光栄に
思っています。


大変緊張感のある現場でありまして、密室感と圧迫感、また
西田さんの上司役で、ずいぶんと上から物を言うシーンが多く
それが一番緊張します。


役者を一生懸命やっていれば、こんないい作品にも巡り合えるんだな
と思って、ほっとしている今日このごろでございます。

幅広い年齢層、幅広い職種の方々に囲まれて毎日毎日楽しくやって
います。

皆様方、一等客車の方が多いのですが、私は二等客車の役なので
そこら辺が一番工夫するところでございます。


二十数年前、初めてテレビに出させていただいたのが、こちら
フジテレビさんでした。

そして、５５歳の今、５５周年のフジテレビさんの番組に
名前を連ねることができて、強い縁を感じています。


三谷さんの映像はこれが初めてです。

この映画は本当に好きで、このお話をいただいたときに
すごく嬉しくって。

私はこの中で最高齢者だと思います。これは昭和８年の話で
私は昭和８年生まれです。


みなさま、爽やかな日曜日、ご家族でお出かけになりたかった
方もいらっしゃいますでしょう。

そのときに、この特急東洋でお出かけになったら、どれほどの
楽しみが味わえたかという風に思います。

残念です。今日はこういう記者会見になってしまって（笑）

三谷作品が持っている魅力というのは、バタ臭い、そして
よく推考されたコント、笑いというものをしっかり追求された
コメディにあると思っています。


以上ですが、このときは佐藤浩市さん、二宮和也さん、
吉瀬美智子さんなどはまだ発表されていなかったのですね。

関連記事
⇒オリエント急行殺人事件の動画集

オリエント急行殺人事件の撮影は全国各地で行われました。

以前、熊本、出雲、愛知での撮影についてはれぞれ以下の
ページで書きました。

■熊本のロケ地情報
■出雲のロケ地情報
■愛知のロケ地情報

そしてこの他にも、新潟、岩手でもロケを行ったそうです。

以下、公式Youtubeのメイキング動画のコメントです。

熊本から出雲、愛知、新潟、岩手と、
全国各地で撮影した「オリエント急行殺人事件」に大密着！
キャストの真剣な表情、休憩中の笑顔、そして昭和初期の雰囲気あふれる美術たち！！

ただ、新潟と岩手のロケについては、公式ツイッターや
公式サイト、公式facebookを見てもあまり情報がないのです。

唯一関連しそうな情報としては、高橋克実さんの差し入れです。

高橋克実さんの差し入れは、新潟の笹団子だったんですよね。

つまりは、このとき新潟で撮影が行われていたことが
予想されます。

この作品で忘れてはならないのが、名探偵・勝呂(すぐろ)の助手？たち！ 一人目は、高橋克実さん演じる莫(ばく)さん！よく早とちりをしますが、いろんな場面で勝呂を助けるキーマン！そんな克美さんの差し入れをパシャリ。 #オリエント急行 pic.twitter.com/IIJXQ8Swds

— オリエント急行殺人事件 (@orient_fujitv) 2014, 12月 7

エキストラのかたのツイッターも見つからず、もしかしたら
ストーリーに関わってきたりするのでしょうか。

新潟、岩手のロケ地情報が出てしまうと、三谷幸喜さんの
オリジナルストーリーがネタバレしてしまうとか。

そんな心配があったりするのかもしれないですね。

いずれにしても、あともう少しで放送です。

放送を見ながら、新潟と岩手の撮影を探してもみたいと
思います。

オリエント急行殺人事件の放送を記念して
ロンドンバスクルージングイベントが開催されています。

期間は、2015年1月8日から12日までの５日間。
タワレコの渋谷店と新宿店の間を往復。

片道およそ３０分、１日６便運行されています。

結構並んでいるそうなので、乗車希望の場合、
時間に余裕を持っていくといいと思います。

特に３連休は混雑必須です。

※追記
ツイッターの情報によれば、即日完売してしまったとか
すごい人気だったのですね。

残念ながら、遠方の私は乗れなそうなので、ツイッターでの
情報などを、指をくわえて見てみたいと思います。


バスはこんな風にペイントされているようです。
主な登場人物がばばーんと描かれています。

オリエント急行のイベントバス in新宿① pic.twitter.com/Jb0zNVHqAa

— miwa＊(｀･3･´)? (@AMSONM) 2015, 1月 8

そして、バスの中はこんな感じ。
シートや電球も、やはりレトロな作りになっているのですね。

オリエント急行バス１時間前に並んで２階のこのお席座れます pic.twitter.com/5JgpM72SnT

— リナズカ ふんわり (@y4_t3) 2015, 1月 8

上から見ると、バスの屋根にも文字が。
そりゃーそうだとツッコミたくなりますが、こういう遊び心が大好きです。

オリエント急行バス上からみたら 『黒幕は三谷幸喜』 ってなってた pic.twitter.com/SwFgjtjbWF

— ソノ (@Happiness1002) 2015, 1月 10

乗車券代わりにマスクと紙袋をもらえます。
羨ましいですね。このマスクと紙袋だけでも欲しいです。

オリエント急行ロンドンバス乗っちゃった pic.twitter.com/CiylMkTHRa

— まろ (@moojunstorm) 2015, 1月 8

このドラマの主な舞台となる寝台列車「特急東洋」は撮影用のセット
なのですが、これがテレビドラマのセットとは思えないほど
豪華な作りになっているんです。


かなり大掛かりなセットになっていることがわかります。


これは最後部の部分でしょうか


では、特急東洋の編成から見て行きたいと思います。

特急東洋は下関と東京を結ぶ架空の寝台列車で、４つの車両を
蒸気機関車が牽引しています。



それぞれの車両について紹介します。




一等客室は個室になっていて、まるで高級ホテルような贅沢な
空間です。

各個室には、洗面所も完備してあり、当時の多くの成人男子が
たくわえていたヒゲも、ここで手入れもすることができます。

なお、一等客室には以下の８名が乗車しています。

• ５号室：陸軍大佐役・能登巌（沢村一樹）
• ７号室：実業家・藤堂修役（佐藤浩市）
• ８号室：おしゃべりなマダム・羽鳥夫人（富司純子）
• ９号室：外交官・安藤伯爵（玉木 宏）
• １０号室：安藤伯爵夫人（杏）
• １１号室：轟侯爵夫人（草笛光子）
• １２号室：万年筆の販売員・羽佐間才助（池松壮亮）
• X号室：勝呂武尊（野村萬斎）

ニ等客室は、一般的な寝台列車にイメージとなる相部屋です。

たまたま乗り合わせた乗客同士で語らい合うという旅の醍醐味を
味わうことができます。





贅を尽くした調度品で飾らせた食堂車では、フランス料理が
振る舞われます。

ふと思ったのですが、オリエント急行に乗車している人物に
食堂車関連の人がいなかったように思うのですが、
誰がサービスをするんでしょうか。

関連情報
⇒オリエント急行殺人事件のキャストはこちら





シックな調度品が施されたサロンカーには、列車の中とは
思えないようなバーカウンターもあります。

ここには大勢の人が集まれることから、最後にみんなを
集めて行われる謎解きはここでやるのでしょうかね。

熊本、出雲につづいて愛知での撮影が行われました。

愛知での撮影には、犬山市の明治村が使われました。

建物が当時の状態で保存されているので、昭和初期を舞台とする
ドラマ版オリエント急行殺人事件にはうってつけの撮影場所ですね。

なお、ここでは以前から多くの作品が撮影されています。

NHKの朝の連ドラ「花子とアン」や年末に放送されるスペシャル
ドラマ「坂の上の雲」なども、この明治村で撮影されています。

明治村レポ① もうすぐ今年も終わりますね… みなさんからのリクエストが多い、明治村レポをはじめます！ この格式高い建物、なんの建物かと言うと…？ #オリエント急行 pic.twitter.com/lGVpjVK3q2

— オリエント急行殺人事件 (@orient_fujitv) 2014, 12月 29

本当に、当時の雰囲気のまま残されているんですね。

明治村レポ② 藤堂商事です！ 藤堂商事とは…佐藤浩市さん演じる藤堂修の会社で、そこの秘書が二宮和也さん演じる幕内平太さんなのですが、この建物、劇中でも頻出ですので、要チェックですよ！ #オリエント急行 pic.twitter.com/cWyEXIji7I

— オリエント急行殺人事件 (@orient_fujitv) 2014, 12月 29

この社名の表札は新しく作った物なのでしょうが、このすすけ具合が
実にいい感じに仕上がっています。

これも美術さんの腕の見せどころという感じなんですかね。

明治村レポ③ 藤堂商事の前には、趣きのある坂が。 左手には売店があり、浩市さんはなぜかその店が気になるらしく、何度もお店の人に声をかけたり、何が売っているのかをスタッフに教えてくれたり。意外な一面です！ #オリエント急行 pic.twitter.com/izyPbWLLPQ

— オリエント急行殺人事件 (@orient_fujitv) 2014, 12月 29

熊本に続き、ここ愛知もあいにく雨模様だったようです。

他の場所のロケ地情報はこちらからどうぞ。